【ロードバイク】DIY 集合住宅でローラー台の振動・騒音対策【まとめ】
集合住宅でお住まいの方のお悩み・・・
騒音振動・・・
ロードバイク乗りはオフシーズンや悪天候時は「ローラー台」を使用している人も多いと思います。
集合住宅でローラー台を使用するときは下階の方に迷惑にならないようにしなければなりません。
そんな、ローラー台の防振、防音対策についてまとめました。
静音ローラー台 elite qubo power fruid
静かなローラー台としてラインナップされている、エリートのキューボパワーフルードです。
ヤフオクで購入しました。
旧モデルなのでmisuroBには対応していません。
対応していればzwiftやりたい!っておもいましたが、zwiftはAndroid未対応なで周辺機器をそろえないといけない。
しかもzwiftは月額料金制なのでランニングコストもままならないので、コアなローラニストでなければちょっともったいないような。。。
振動・防音対策の一番手は「ヨガマット」です。
メーカー製のローラー台用の専用マットがありますが、、、お高い。。。
このヨガマットはホームセンター製ですwww。
ヨガマットだけでローラー台を使用するとそこそこの振動が計測されます。
(振動の計測はスマートフォンのアプリを使用しました!)
音もローラー台がウンウンうなる音が響きます。
アプリ計測によると平均震度2ってところでしょうか。
DIYで自作
振動を吸収させるものをDIYで自作します。
MDF板 + 衝撃吸収パッド のサンドイッチ構造です。
DIYの味方100円ショップで材料をそろえます。
- MDF板10cm角
- 衝撃吸収パッド
ローラー台の下にセットするために合計8セット作ります。
(四隅と、ローラー部分に2つ、フロントライザーブロックに2つ)
衝撃吸収パッド4つをMDF板で挟むだけです。
とっても簡単!
そして、あわせてホームセンターで防振ゴムを買いました。
これもMDF板に合わせて10cm角です。
エアコンの室外機の下に敷いてあるようなものと思ってください。
そして、先ほど作った衝撃吸収パッド+MDF板と防振ゴムを合わせます。
これで完成です!
どちらを上にして使用する方がいいかは、振動計測アプリで検証してみなければなりません。
ただ、エアコンの室外機の防振ゴムの使い方から考えると
上の写真のように防振ゴムを上にして、その上にローラー台を置くのがよいかと思います。
フロント側のライザーブロックの下に2個セットします。
フロント側からもローラー台使用時は、フロントクランクからの振動等がフロントタイヤに伝わる要素になります。
あと、ローラー台との高さ高さ合わせのために同じ厚さの物をセットするとロードバイク自体の水平性が保たれます。
負荷を高めたいときはフロント上がりでローラー台をセットするといいみたいです。
ただ、フロント上がりでローラー台をセットすると、必要以上にローラー台に負荷がかかりそうで、基本的には水平セッティングで使用しています。
実際にローラー台に乗せるとこんな感じです。
この状態で振動アプリにより振動を計測すると、震度1.3程度です。
ヨガマットだけの使用よりも大幅に改善しております。
バスマット
続いては、お風呂で使用するバスマットです。
この状態で振動アプリで測定してみると、震度1.5程度です。
騒音は吸収されているような感じはします。
ただ、振動に関しては数値で見るとイマイチです。
素材自体がやわらかいので全体が振動してしまい、振動を吸収し切れていない感じです。
コンクリート
次は、ホームセンターの園芸エクステリアコーナー等にあるコンクリートブロックです。
まさに、エアコンの室外機のイメージです。
エアコンの室外機の下にコンクリートブロックなどをおいているのをよく見かけますよね。
固いものは振動を吸収しやすいのでしょう。
固いもので振動を吸収してもらい、一番下のヨガマットで振動を逃がすイメージです。
この状態で振動アプリで測定すると震度0.8!!
おお、かなり効果があります!
ただ、騒音がそのまま跳ね返るような感じで、バスマットの時よりは騒音は大きくなった感じがします。
ベストチョイスがこれ
いろいろ組み合わせて試して測定した結果。
ベストチョイスが、コンクリートブロック+防振ゴム
の結果となりました。
防振ゴムで騒音振動をある程度吸収して、コンクリートブロックでさらに振動を吸収、ヨガマットで全体の騒音振動を低減。
振動アプリで測定してみると、震度0.1~0.2です。
騒音もコンクリートブロックだけの時と比べてその差は歴然です。
機械的なチェーンやスプロケットの音しかしない感じですね。
まとめ
今回は、防振ゴム+コンクリートブロックの結果が一番良かったです。
しかし、床面がフローリングでしたので、畳であれば組み合わせ結果は変わってくると思います。
今回準備したもの
- コンクリートブロック30cm角18mm厚 4枚
- MDF板 10cm角 16枚
- 衝撃吸収パッド
- 防振ゴム 10cm角 8枚
- バスマット
- ヨガマット
以上になります。
ローラー台の種類、床面の素材、平均ケイデンス等の条件で最適な組み合わせは変わってくると思います。
集合住宅でのローラ台の防振、防音対策としてご参考に!!