【2019年】ツール・ド・下関の事前車検の事前整備
2019年ツール・ド・下関の事前車検前の整備を行いました!
前年度の事前車検については、下の記事を見てください。
車検で点検されるポイント
- ブレーキの状態
- ブレーキシュー摩耗
- 取付位置
- 効き具合
- ホイールについて
- タイヤの摩耗、破損
- ホイールの振れ、ガタ
- 変速ギアについて
- リアシフト動作
- フロントシフト動作
- 車体について
- ハンドル固定
- ステム固定
- ヘッドのガタ
- サドル固定
- 各ボルト増し締め
- 注油(チェーン、メカ)
- その他
- ベル、ライト、リフレクター
- DHバーの非装着
の項目がチェックされます。
事前に対策、点検、整備、交換を行います。
整備及び洗車
洗車をする前にライトやリフレクター、サイコン、空気入れなど全ての付属品パーツを取り外します。
今回、外しておけばよかったのが、ベルです。
ベルは取り外さずに洗車を行いましたが、水が入ってベルの鳴りが回復するまでに時間がかかりました。
各部のチェック
特にブレーキ周りはブレーキダストがたくさんこびりついています。
パーツクリーナーで洗剤でたくさん洗わないといけません。
コンポーネントでdefy4はクラリスが付いているんですが、唯一グレードアップしているのがブレーキです。
ブレーキに関してはコンポーネントの互換性はあまり関係ないので、最低でも105と言われる105のブレーキをつけています。
あえてシルバーのブレーキにしてブレーキを変えてます感じのカスタムを強調したドレスアップです。
ブレーキシューの残量チェックしますが、まだまだ十分にあります、この辺は車検でも問題はなさそうです。
ステムに関しては純正よりも30ミリ短いショートステムにしています。
純正よりもかなり軽量になったので軽量化に貢献してるパーツのひとつです。
ショートステムになった分、ハンドリングが少しクイックになりました。
ハンドリングはピーキーという程ではありませんが、反応性はかなり向上しています。
ハンドル周り、ステム回り増し締めをトルクレンチを使ってしておきます。
フレームはカーボンではありませんが、このトルクレンジ適正な締め付け値を得ることができるので重宝しています。
取り付けの方に関しては、車検に合格しないどころか、走行中に転倒などのリスクがあるために、この辺は十分に締め付けを確認しておきます。
サドルの部分の締め付け等も各部緩みがないか、増し締め、チェックを行いました。
DIY洗車スタンド
このDIYで作成したイレクター洗車スタンドについては、下の記事をご覧ください。
このDIY洗車スタンドの良い所は集合住宅のベランダで洗車ができるところです。
前輪も後輪も、中に浮いていますので、タイヤを外してチェーンも外してフレーム単体での洗車がらくらくです。
タイヤを外す前にブレーキのロックレバーを解除しましょう。
走行する前にはきちんとロックレバーをするのを忘れずに!
タイヤを外した後は、チェーンを外します。
ミッシングリングというものを使っていますので、途中でチェーンを外してチェーン単体で洗浄することができます。
ミッシングリンクを外すためにニッパーのようなもの、専用工具をパチンとはさみこめばミッシングリンクからチェーンが外れます。
とっても簡単です。
チェーンを外してタイヤを外して付属品も全て外してフレームのみになりました。
もちろんこの時サドルはつけたままです。
洗車時にサドルを外してシートポストから水が浸入してしまうと、BBのあたりに水が溜まってサビの原因になりますので、洗車の時にはサドルは外さないことが望ましいでしょう。
今回色々悩んだあげく、タイヤも交換することにしました。
タイヤのひび割れが少し見られたのです。
走行はまだまだ十分に可能ですが、ひび割れたタイヤは車検不合格の可能性があると判断して、安全対策のために新品に交換です。
走行距離も2000キロ以上走ってますので、交換タイミングとしてはこのツールド下関の大会で良かったのかもしれません。
タイヤレバーを使ってグイグイ外していきます。
その前に注意するべき点は
- タイヤの空気を抜くこと
- タイヤの空気を入れるナットの部分を全て外すこと
です。
タイヤレバーは大きいものと、小さいのものを揃えておいた方が作業の効率は良いです。
日常のツーリングで持ち運ぶのは、小さいタイヤレバーで十分です。
大きいタイヤレバーの方が力も入りやすいですし、作業の効率も上がります。
今回選んだタイヤはコンチネンタルの700-23Cタイヤです。
カラーパターンも車体と同じイエローにしました。
前回の、パナレーサーのタイヤのカラーパターンもイエローだったのですが、このコンチネンタルのタイヤのイエローパターンはホイールのリムのあたりに黄色いラインが入るというものです。
パナレーサーのカラーパターンは地面と接地する部分に両サイドに黄色い2本のラインが入っているというものでした。
同じ体パターンかと思っていましたが、カラーの入っている部分が前回のパナレーサーと違っていたので気分転換になって良かったです。
チューブも同じコンチネンタルにしました。
チューブは変えずに古いチューブを使用しようかと考えていましたが新しいタイヤに交換をする時に1本古いチューブをパンクさせてしまいました。
もう!ついでと思い、2本とも新しいチューブに交換しました。
タイヤ交換をする時は、古いチューブの再利用はなかなか難しいというのも、今回勉強になりました。
古いチューブはパンク修理して応急用の予備と思っておくべきか、廃棄してしまうか、今のところ悩んでいます。
洗浄
チェーンの洗浄はパーツクリーナーをどんどんどんどんかけていきます。
かければかける程、どんどんどんどん汚れが出てきます。
チェーン洗浄中は手が真っ黒に汚れておりますので、写真が撮れずに申し訳ございません。
そして次にパーツクリーナーで洗浄するところは、
ブレーキ周りです。
これもどんどんどんどんパースクリーナーを吹きかけていきます。
次はフロントディレーラーとリアディレイラーです。
ここもメカ的な部分なので汚れがたくさんたまっていきます、ケチケチせずにパーツクリーナーどんどん使います。
次はフロントのクランク周りです。
ペダル周りも入念にパーツクリーナーで洗浄です。
最後にリアタイヤについている、
スプロケットです。
クラリスは8速なので8枚のギアをパーツクリーナーでどんどん洗浄していきます。
最近洗車をサボっていたので汚れも溜まっていたので、色んなところを洗浄するとパーツクリーナー1本近く使いました。
チェーンチェッカー
この差し金みたいな道具を使ってチェーンが伸びていないかをチェックしています。
前回のツールド下関でチェーンの伸びがあって、チェーンの交換を指摘されたため、Amazonにて購入したものです。
あまり高いものではありませんし、使う頻度も少ないですが、チェーンの交換時期の目安となるのでDIYで節約整備をする方は、揃えておいても良いでしょう。
使い方は簡単です、チェーンにはめて、先端の尖ったハンマーの部分がチェーンにスポット入ってしまうとチェーンが伸びきった証拠です。
チェーンがきちんと伸びきっていない状態だとスポット穴に入らず、途中で引っかかります。
この引っかかった状態であれば、チェーンの伸びは確認されない、検査は合格ということになります。
ミッシングリンクも新しいものと交換しました。
いやぁ、チェーンがピカピカでミッシングリンクも新品になると気持ちいいもんですね。
そして最後にチェーンに注油です。
他にも注油するところがあります。
- ハンドルについているシフター部分
- フロントディレーラーのメカ部分
- リアディレーラーのメカ部分
- フロントリアブレーキの作動部分
簡単に言うと、パーツクリーナーで油汚れを落としたところに注油をするという考え方になります。
チェーンもスプロケットもリアルディレーラーもピカピカになりました。
ロードバイクはこの部分を入念に洗浄注油をするだけで走行フィーリング、ギアチェンジのフィーリングもかなり改善します。
日常の洗車や注油が、気持ちよく走行できるためには、大切ということですね。
新しくしたコンチネンタルのタイヤカラーパターンです。
大会まであと1週間近くですが、このコンチネンタルに合うタイヤの空気圧を、そこそこ探していかなければなりません。
パナレーサーとはタイヤのゴムや硬さ食いつき等は違ってくると思いますので、早くベストな空気圧を探していきたいです。
まとめ
2019年のツールド下関事前車検前の、DIY自己整備でした。
新調したパーツはタイヤ前後とチューブ前後です。
さあ、今から自転車屋さんに自転車間に持ち込みましょう。